覚悟

ごとーさんが倒れた。
今は復旧。


仕事をしてたら、しゃちょーが
「ごとーさんがおかしい!」と叫んだ。
変なことをやり始めたのか様子が変なのか、どちらだ?と思いつつ裏庭へ。


様子が変だった。
腰が立たず、横たわったまま息づかいが荒く忙しない。
しゃちょーの話だと
「散歩から戻ってきて間もなく、よろめいてそのまま立てなくなった」と。
そんな状態がしばらく続いたので、行きつけの病院に電話し
急行する準備を始めた。


すると、出発寸前になってお座りして、立ち上がって、『えへー』。
えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。


さすがに本調子ではなさそうだったけど、病院に着くといつもに近いハイテンション。
診断の結果は、『てんかんのようなもの?』
先生にも原因がわからない、と。


この発作がこれからも頻発するのか、それともごく稀に起きるものなのか
もう起きないものか、それもわかんない。


わかってることは、『てんかんでは死なない』ということだけ。
というわけで、ここ2ヶ月ぐらいは注視しとかなきゃいけない。


もう体をさすってやりながら、覚悟した。
たった3年間で死んじゃうのか、おまえは?と。
でも、同時に『次の引っ越しはマンションだな』とか
『遺骨は海に散骨しようか、それとも拾った土手に埋めてやろうか』とか
考えてた。


だけど、無事生還。
良かったよ。


おかげで、飼い主二人ぐったり。
おとーさんに至っては、目眩に始まる低血圧&貧血の症状。


死なないらしいけど、明日の朝起きて生きてますように。