猶予なく

母に腫瘍が見つかる前、伯父が末期がんであることが判明。
治療はせずに緩和医療の道を選んだと聞いて、何週間か。

先週半ば、母と叔母が叔父夫婦を静岡の高齢者マンションに訪ねたその夜に入院し、休み明けにホスピスに入るとのこと。
点滴すら拒む伯父に母は納得できない様子だったが、自分の父親の最期何ヶ月かを帰省して介護した伯父には思うところがあるのだろうと。
子供がいないので残された伯母が心配ではあるけれど、そこを見越して伯母の故郷である静岡を終の棲家として選んだのであろう。
一々納得できるけど、もっと早くに見つかっていれば検査していればと思わないわけがない。
あまり急いで行くと、お祖母ちゃんに叱られると思うよ。
もう少し、青春時代を過ごした静岡を楽しんでほしかった。