越前守

オマエが行け。

子供の頃、おじーちゃんが越前守をくれた。
えーっと、鉛筆とか削る小刀ね。
嬉しかったよー、多分今でも実家のどっかにあるけど
貰った当初はいろんなもの削ってた。

今の日本はそんな感じ。

ま、自衛の為って名目でいろんな武器を揃えたけど、使う場所がない。
『じゃ、紛争地域に行って、撃ってみる?』とか
『あのくにヤバそうだから、ミサイルの照準合わせとく?』ってな感じ。
使ってみたいし、試してみたいのよ、中途半端に持ってると。

まあね、そりゃ一納税者としては、使いもしないもん買い込むな!とは
思うけれども、そんなもんは使わないに越したことはないでしょ。

話し合うことの無意味さは『バカの壁』で痛感したけれども
できれば血を流すことなく、ダラダラと不毛な会議を続けてでも
”平和的解決”に望みをかけたいね。

この夏、伯父貴と『誰かが攻め込んできた時に、相手を殺してでも生き延びるか否か』ってな論議をやっちゃったんだけど
殺したくないね。
どんな極限状況においても。
逃げる道、戦わなくて済む道をギリギリまで考えたいね。
極限状況じゃない今だからこそ、安易に『相手を殺してでも・・・、相手と戦ってでも・・・』とは考えない。
そんなことを前提に生きるのはヤだ。

理性のあるうちは、『平和的共存』を模索する。
もし、自分を愛してくれる人がいるならば、もし自分が殺されたとしても
報復はしないでね。
それが遺言。

日本人的な曖昧な考え方だとは思うけど
いちゃりばちょーでー』って全ての根本だと思う。

石破、純一郎、越前守を初めて手にした時のことを思い出しな。
んで、どうしても派兵したいなら
まず、自分の息子を行かせな。
アンタ達が敵性国だと思ってる相手の国の男の子達も誰かの子であり
誰かの親でもあるんだよ。

とにかく、てめぇの国のこともまとめられないのに
とやかく他国に干渉すんな!
おまえだよ、母国語も満足に話せないバカブッシュ!