被災

床上浸水。
仕事優先で行動したので、スカ子廃車(多分)。


昨日の夜にえいこさんが「近所の川がゴーゴーいってる」という情報を貰ってたんだけど
今日の夕方に打ち合わせが入ってたから
昨夜も今日もずーっと、PCの前で企画書練り直してた。


気付いたら、家の前の道が川になってた。
なんか、どっかキレてた。
妙にハイテンションになって、ワクワクし始めて
でもどこかで大丈夫だろうって思ってた。


しかし、事態は一変。
一気に水かさが増えてきた。


この時点で、もうスカ子は動かせないと判断して
1Fにあるものを2Fに緊急避難することに。


まずはPC回りからガンガンと移動。
同時に非常食やタオルなんかも移動。
続いて、今は使っていない単身用の冷蔵庫を2Fへ。
しゃちょーの機材とかあれやこれやと・・・。


その間、ごとーさんは土間→キッチン→リビング→お風呂場と避難。
ベランダから見た外は濁流だった。


もう避難するしかないかな、と。
取りあえずの着替えやタオルとお菓子・豆乳をリュックに詰め込み
階下に下りると、玄関の土間は水で一杯になってた。


外は腰あたりまで浸水してた。
怖がるごとーさんを抱いて、道を進むけど流れがキツイ。
団地入口の用水路を越えて、上の道に出たけどそこも冠水。
全ての水が団地に集まっている感じ。


「もう避難所に行く道も通れない」と消防団の人。


近所に住む、ぼてママのママ『えーこさん』は?と、ぼてパパママと連絡を取り合い
合流することに。
えーこさんと合流した段階で、上の道の冠水は膝丈。
ここから、川を越えて待機してくれてるぼてパパの所へ向かおうとするけど
橋の手前にももう一つ川ができてた。
結果、ぼてパパとの合流を諦め、消防団の人が教えてくれた式場へ避難することに。


人間って、極限状態になるとやっぱり突拍子もないこと
真剣に考えるんだなぁ・・・と。
歩いて橋越えられないなら、泳いでならいけるかも?と
危うく死者が出るようなことを考えてた。


やっとの思いでたどり着いた某会館。
いきなり仏間に上げてもらった。
もう既に何人か避難してきてて、少し安堵。


ごとーさんは、暫く出動予定のない軽トラ(ボートの屋根つき)の荷台に避難。


何時間いたのかなぁ・・・。
ある程度水が引いたってんで、家に戻ってみた。
家の前の道は相変わらず膝下ぐらいまで冠水。
家の中の水は引いてた。


惨状をしっかり把握するのは明日以降。


帰り際、土手を見に行くと、川と田んぼがツライチになってた。
土手決壊。
おまけに、川際の3軒の内、家屋全壊1棟(流れて跡形もなし)半壊1棟(傾いてた)。


ぼてご夫妻の好意に甘え、避難させてもらうことに。