恋人

今日、お昼前にスカ子の引き取りに岐阜からわざわざ来てもらった。


なんかねー、淡々としてた。
見送る時はさすがに、一縷の涙だったけど
なんかね・・・。


まだ、実感ない。


無理矢理配線を通したりとか、エイヤッでアース取ったりとか
色々したのにね。
なんか、そんな苦労も走馬灯の様にフラッシュバックすることなく
淡々と・・・。


愛してたのになぁ。


達観はできてないよ。
まだ、現実感がないだけなんだろうね。


どうして、あんなに愛してたのに見捨てちゃったんだろう。
あの当時の自分の心理状態が、理解できない。


だからって、他の車は選べない。
やっぱり自分は、31を選ぶだろうし乗ると思う。


今の時代となっては、速くもないし古臭いし、税金も余計にかかるしだけど
自分が自分でいられるのは、あの子しかいない。
それぐらい素晴らしい車。
そして、そんな大事な子を自分は見捨てた。


この事実は一生消えない。