よりによって・・・

今日から、大家さんが和室をフローリング化する工事に来てくれてる。


お隣さん(借家)は引っ越すらしい。
そりゃそうだろうなぁ・・・。
だって、被災後何日かを除いては、ずーっと奥さんが仕事を休んで
殆ど一人で黙々と片づけしてたんだもん。
日に日にやつれてってたし。


で、そんなとこへ大屋さんの奥さんから電話。
『不動産屋から二人が出て行くって聞いたから、急いで補修工事することないんじゃないの?
真意を確かめてみて』ってな内容だったらしい。


いや、出て行く気満々ですよ。
でも、そんなこと声高らかには言えないでしょう。
とりあえず、『今後の復旧計画次第によっては・・・』と、お茶を濁した。


で、お隣さんは家賃を半額にするって条件提示もあった上で
出て行く、ってなったらしい。


「もうそうそうこんなことはないよ」って、大家さんは言うけど
あるよ。
川が安全になっても、池の恐怖は消えないからね。


で、よりによってこんな時に、そんな話を大家さんにすんなよ・・・。


こっちとしては、『こんな危ないとこ住んでられるか!』って出て行くわけだけど
なるべくそんなことは言いたくないから、黙って探して
適当な理由つけて出ようと思ってたのにさ。


もうね、今回の被災で見なくてもいいもの、聞かなくてもいい話がテンコモリで
本当に嫌になる。
無思慮な人多すぎ。
うちの親戚の不動産屋を大きく含めてなんだけど。


ループするどうでもいい話を会って聞くだけでもうんざりなのに
同じことを電話でやるなよ。
っていうか、あまりにも旧世代人過ぎて殺意すら覚えるね。
断った物件を延々と紹介するし。


もう、親戚であることがウザイ。
こんな極限下で、いつまでも紳士的に話聞いてられると思うなよ。
苦労人なのはわかるけど、その商売のやり方はアンタで終わらせてくれ。
或る意味、暴力だよ。


近々実家に帰ろう。
んで、愚痴ろう。